カシュー塗装工程

カシュー塗装作業工程

作業の流れ

01準備

板材はアガチスという木材を使用。盆提灯やインテリアなどによく使用されています。

02目止め

ウレタンのサンディングシーラーを塗って細かい吸い穴の目止めを行います。

03研磨

サンディングシーラーをほとんど研磨で落としきるつもりで、研磨します。今回は、240番でのペーパー掛けです。ほとんど木地の状態と変わらなく見えますがサンディングシーラーは、表面に薄く残っています。

04カシュー下地

次にカシュー下地です。ここからは、カシュー独特のボッテリ感をだす効果と完全なる目止め作業に入ります。

05研磨

再度研磨をします。サンディングシーラーと違い、全体的に軽めに研磨します。

06カシュー下地(2回目)

ここまで来たらトップのカシュー塗装上塗り(うわぬり)をしても問題無いのですが、中部工芸では、もう一手間!もう一度、カシュー下地を施します。下地を二度施すことによって、時間が経ってからの塗料の肉痩せを減らすことができます。

07研磨

再度、同じ様に研磨します。次に上塗り(うわぬり)をする為、今回は400番で研磨します。(本来は600番くらいが理想ですが、今回はカシューの強みである肉厚さを知っていただく為にあえて400番で研磨します。)

08研磨

最終工程の上塗り(うわぬり)です。依頼内容や気温に応じて希釈量を変更します。

09研磨

左の写真は、鏡面仕上げが分かり易いようにライターを上において撮影をしました。上仕上げですと、もう一度、上塗りをします。さらに上の特上仕上げはさらに上塗りをします。手間と時間がかかる分、質感・光沢・肉持ちが絶品です。

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